釣り納めのはずでした

年末も押し迫ったこの日、家でゆっくりしてようぜーと異論を唱えるものの、
「冷凍庫のヤマメももう無くなったし、何より今年最後の釣り納めかもっ」という
ふな君の言葉を信じて、またまた釣りに行くことに。

柿田川でのマス天国により、ウチの小さな冷凍庫がマス地獄になってしまった＆ヤマメ希望なので、この週は
我が家の冷凍庫のキャパを守るかのように、あまり釣れないであろう、朝霞ガーデンへ決定。

いつもは開店前に駐車場でスタンバイな我が家ですが、以前Lecheさんとご一緒したときに、開店から
少し遅れて開始して、放流の恩恵を2回受けるワザを教えていただいていたので、本日は
ゆっくりめに午前7時過ぎからのスタート。　それでも早起きにあまり変わりねえよと不満が募るほっしーさん

例によって最初のルアーをつけるのすらめんどいほっしーさん、前回の柿田川で最後に使っていた
バイブレーションを使いまわしするため、イチ早く準備完了。

どうせここではトゥイッチできないとお話にならないんだしとハナから諦めて、
バイブレーションがバイブしない程の超スローで引いていると、底をゴリゴリこすってくるのか
やたらと藻がいっぱい釣れます。ちぇっ。

だからバイブレーションはバイブのアクションで釣るもんなんだぞぅとふな君の横ツッコミを聞いていると、
なんとバイブしてないバイブレーションにアタリがやってきましたよっ！！
ぽかーんと見ているふな君を横目に、手際良く中型のサクラマスをゲッツゲッツ。

ふな君も、負けじとトゥイッチにてサクラマスを追加します。
ほっしーさんは、いつも一匹釣って後が続かないので、早々に休憩タイム。
ふな君はトゥイッチとKENcraftの竿にもだいぶ慣れてきたのか、またサクラマスを追加。

そして2回の放流の恩恵を受けながら、そこそこサクラマスを釣るふな君。
こちらは、放流の効果など微塵も感じることができずに、いつも通り釣れないほっしーさん。

やはりポイントはトゥイッチができるかできないかですかね。

そして、すっかり放流効果も終わり、釣れない静かな時間になったところで、ほっしーさんにアタリがっ。
だから、何で放流直後のみんな釣ってる時間に釣れないんだと、ふな君からまたも横ツッコミをされつつ
手際良くニジマスをゲッツゲッツ。なんと言うか、釣りは道具でも腕でもなく、運だよねっと言いたい今日この頃…

そして、今日は開店からいらしていたというけんPさんともご挨拶。
続いて、奈良子忘年会以来の、だっちーさんが。
「2回目の放流、もうありました？」と、どうやら2度目の放流時間に合わせていらしたようです。

ところが、この日はだっちーさんの読みよりも、早い時間の放流であったようで大変残念ながら、
放流効果がすっかりなくなってからのご登場でした。
ボクらはちょうど3時間券の終了時間になり、撤収するところだったのですが、せっかくなのでだっちーさんの
ミノー・マジックを一目拝見しようと、まとわりついての見学を。だっちーさん、お邪魔して申し訳ありませんでした。

だっちーさんのミノー・マジックを初めて見るほっしーさんは、Lecheさんやyagaさんのトゥイッチを
初めて見た時よりも更に大きな衝撃を受けることに。

だっちーさんの、動きの大きい、まるで本物の小魚のように動くミノーもさることながら、
投げ入れる場所が、なんと足元近辺のみなのでありましたっ！なんとクリエイティブ。

これはもしや、遠くまで投げなくても大き目の動きで魚を呼びこむ職人技なるものなのかっ！！
こうなったら、細部に渡って観察しなくてはなりません。

ほっしーさんがミノーをうまく使えないのは、腕力のなさも原因の一つなんですが、もう一つ深刻な問題として
トゥイッチにより、糸がリールでグダグダに絡むという頭痛の種のせいなのです。

これを解消するナニカがだっちーさんの釣り方から得られるかも知れない…
そしてだっちーさんのリールをじっくり観察してみると、なななななんとっ

だっちーさんのリールは、糸がほとんど巻かれていない状態だったのです。
ムダな糸は最初から削ぎ落としてから来るという、達人の粋なのでしょうか。

ここで、現場のだっちーさんに聞いてみましょう。だっちーさん、この糸の少なさにはどのような戦略が？
「いやぁ～、糸巻き忘れて来ちゃってねぇ、アハハ」

だっちーさん、糸が少ないナーと思ったものの、忙しくて変えられないまま、釣りにいらしただけだったようです。

というわけで、どうやら足元近辺のみの狙いも糸が足りなくて届かなかっただけという
なんともお茶目なだっちーさん。

しかし、ミノーの動かし方などたくさん勉強出来るところがあり、ふな君一生懸命見ておりました。
再びふな君のヤマメ成果が上がるかも知れないナーとほっしーさんは思いながら、本日は帰宅。

今日は渋かったね