メバル2日目。

昨日は、車で2時間かけて八景島シーパラダイス近辺までメバル釣りに挑戦してきました我が家ですが、
なんと言いますか、ポイント探しで歩き回るのもさることながら、それよりも何よりも、
テトラ地帯4足歩行にて非常に疲労困憊してしまったほっしーさんは、
メバルを食べ終わってすぐに疲れて寝てしまっておりました。文字通りバタンキュゥ

そして明けて本日。ふな君はどうやら明け方までゲームをしていたようで、ゴッツリ寝ています。
ほっしーさんは一足早く起き出して、何か食べたり台所を片付けたりして、
さぁ、昨日の分の釣り記録でも書こうかしらとPCを立ち上げた途端、ヤツが起きてきました。

時刻は既に午後2時です。さすがに今から準備して釣りなんて行かねぇだろうなぁぁぁあん？
と少々威圧感を醸し出しながら日記に手をつけ始めると、

今日は、5時から7時半くらいで潮が良くなるんだよぅ

起きていきなり何か言ってる人がいますよっ目がまだ半分開いてないですよっ

あー、そうなのー？と軽くかわしてみるものの、ふなキチの目がキラキラしてこっちを見るのです。
きっと犬ならしっぽを振ってこちらを上目遣いに見ている風情なのでしょう、
ううう…このウル目に今まで何度ダマされたことか…と心をオニにして、今日はゆっくりしようぜー
と言おうとするも、ふなキチめ、ほっしーさんを気遣ってか、はたまたその様な演技なのか、たたみかけるように

今日は疲れてる？釣りはイヤ？メバルもう飽きた？

なんと更に潤ませた目と右側15°にかしげた首で応戦してきましたよっ。

しっぽ最高潮に振っているのが見えました。

というわけで、皆さんこんにちわ。今回もヤツのおねだり顔に負けて、大黒ふ頭へと
メバル第二回戦へ向かうべく車を走らせるほっしーさんです。　前フリ長くてすいません。

起きぬけのヒゲ面でおねだりしてもカワイクないんだぞっとわかっていながら連戦連敗なのはどうなんでしょう。

まぁ今回は、昨日の八景島よりも距離的に近い＆第三京浜から首都高でひとっ飛びでしたので
約一時間で大黒ふ頭海釣り公園に午後4時の到着。
海釣り公園の有料駐車場に車を入れて、まずは釣りができそうなところを探索に。

そこは、キレイに整備された桟橋もトイレもあるスタンダードな海釣り公園で
昨日の荒波テトラを思い出し、ここなら全然まったり釣りができるじゃん！と思ったその時です。

午後5時閉場ですの看板がっ。　全然あかんやんかーコノヤロー

ふなキチ曰く、この海釣り公園はあんまり釣れないそうで、ここじゃないところを探しに来たんだとか言うてます
が、それなら最初からココ来なくていいぢゃんかっとツッコミたいところをぐっとこらえ、
ベイブリッヂを少し歩いて渡れるスカイウォークに連れて行ってくれるというので今回は許してやります。

そういえば、去年からずっと釣り一色な我が家でしたが、付き合い始めた頃は、人並みにみなとみらいやら、
シーパラやら、釣りではなく夜景をメインにきたりしていたなぁ…と古き良き時代をちょっと思い出す。

感慨に耽るほっしーさんの隣で、ふな君は釣り人を発見してはどの辺で釣るかを余念なく
チェックしまくっておりましたが。一体ボクら、いつからこんな事になってしまったんだっ！？

ベイブリッヂから見たところ、ちょうど良さそうな堤防があったので、その上で釣りをしてみようということに。

車に戻って、一般人の格好に次々と重ね着をし、ヤッケズボンをはいて
すっかり怪しげな釣り人になったところで、閉館間際のスカイウォークから
家族連れやらカップルがワラワラわいてきて、これまたこっぱずかしい思いがよぎったりもしましたが、
竿と勇気を出して堤防のほうへ歩いて移動。一体ボクら、いつからこんな事になってしまったんだっ！？

堤防の上には、ところどころに投げ竿で釣っている人や、ボクらと同じく
ワームをリールで巻いているメバル狙いの人などで、多少賑わっておりました。

相変わらず竿の準備が遅いほっしーさんの横で、ふな君釣り開始。
よっこらよっこらと準備している間に、ふな君もう釣り上げているじゃないですか。

キィィィ。クヤシイィ。ほっしーさんも釣るんだもんねーと急いでワームをつけて開始してみるものの、
期待通り釣れません。なんでだよーなんでだよー。

ふな君によると、メバルという魚は、堤防やら柱なんかの壁際でホバリングしていて、明かりの近くに
溜まりやすい習性があるので、電灯などの光がある堤防の壁際に投げると釣れやすいのだそうです。
なるほどなるほど。テストに出そうだ。メモっておこう。

というわけで、アドバイス通りに電灯近くで投げるものの、やっぱり釣れません。

ふな君も最初の一匹以来、アタリがあるものの針にかからないようで、もしや潮の時間がまだなのでしょうか。
それなら遊んで時間潰そうと明かりのない堤防の反対側にワームを投げてみると、なんと

本日一匹目様のご招待です。シャンシャンシャンわーいわーい

明かりがないほうが釣れるじゃーんと調子に乗って場所をちょっと移動して再び投げてみると、なんと

いらっしゃいませ本日2匹目のお客様でございます。　ドンドンドンわーいわーい

どちらも昨日の19cmよりはちょっと小ぶりながらも元気そうなメバルです。
暗い所でぽこぽこメバルをあげていると、ふな君がポカンとした顔でこちらを見ているではないですか。

しかも、八景島のテトラ地帯とは違い、周りに停泊中の船くらいしかない堤防という場所柄か、
根がかりも全くない釣りやすいところで、更にほっしーさんご機嫌です。

暗いほうが釣れるよーと報告すると、

また、そんな基本からズレたところで釣っているっ！

といささか納得できなさそうなふな君を横目にほっしーさんはウキウキと
再び暗い側で再開。またまたアタリがつんつくするのでゆっくり座って巻いていると

本日3匹目様のご来場です。すごいなオイラっ　さすがだなオイラっ

ふな君は、相変わらず最初の一匹じまいだったため、これはもしやすると
メバル釣りに関してはほっしーさんは天才なのかっ！？と意気高揚。きゃっきゃっ。
ヘッヘーン。オイラのほうが超釣れちゃって釣れちゃって困っちゃうナー。ふな君釣れてなーいのぉー？
などと、ふな君に向けて毒を吐きまくるほっしーさん。

その後、ふな君をイヂメた罰が当たったのか、とんと音沙汰なしに。　　オゴれるものは久しからず…

しかしふな君も釣れないまま、6時半を過ぎ、潮はもう止まってしまったのかなぁと
思いながらも、地味に投げていると、折からの雨で冷え込み倍増。

見る間に周りの人々が帰ってゆき、とうとうふな君とほっしーさんの二人だけに。

あーんど誰かが放置している投げ竿2本… ひゅるるるー

ふな君は堤防のずっと先の端まで行ってミノーを試したり場所を変えたりしていたものの
本当に最初以来釣れておらず、ほっしーさんも最初以来釣れず、今日はこれで終わりかなぁと
思っていると、突然何かにとりつかれたかのように、ふな君がすごい勢いで釣り始めましたっ

ほっしーさんにもアタリらしきものはあるものの、引っ掛けるところまでは行かず、
どうしたものかと思っている間にも、ふな君どんどんメバルをクーラーに追加していきます。

キィィィィ姫に花を持たせないとは何たる無礼千万なっ！
すっかり躍起になってワームを泳がせるものの、その後、意地悪ほっしーさんにメバルが寄ってくることは
全くなかったのでした…

しょぼん。

と、いうわけで、今日まで ~~プライドが許さないので~~ 悔しくて公表していませんでしたが、
この日の成果は、ほっしーさん最初の3匹だけ　vs ふな君、残りの8匹全部　

という、我が家の政権交代が起こりそうな不吉な結果に。

加えて、最後にどうしても釣りたかった意地悪バァさんは、底につくまでワームを落として
ゆっくりと上げてくる作戦に打って出たのですが、今回としては非常に不運にも
船を留めているロープを釣ってしまうという普通有り得ない根がかりをしてしまって終了。

あああああ船の管理人さんごめんなさいごめんなさい。

やはり、焦っては良い結果が出ないもの＆相方をイヂメていると魚に嫌われるんですね…

しかし、昨日今日と二日連続の場所を変えてのメバル釣りを終えたワケですが、
荒波に揉まれるテトラの八景島と歩くのもラクで電灯が点いてる大黒ふ頭堤防の、対照的な二箇所で
釣りをしたほっしーさんの感想といたしましては、

テトラ地帯のほうが、明らかにツライですがオレっち海で釣ってるんだぜ！って感じで
なんとなく好きです。釣りやすいのは断然平らな堤防なんですが、雰囲気なんでしょうかね。

だからって、もう一度行きたいぜっ！って気分には、まだなれないですが。

今回は、昨日よりも小さめながらも数が集まったメバルだったので、煮魚では食べるトコロが
少なすぎるようなので、全部唐揚げに。じっくり揚げてカリカリにして大変美味しく食べたのですが、

二人で半分ほど食べたところで、胃にもたれてきてしまいました。

油モノは量を食べれるモノじゃないなと、残りはダシ汁にしょうゆと酢を入れたタレで少しゆがいて
油を落とし、酸味の効いたタレが染み込んだところで食べました。
こうなると、また食べられるから不思議ですが、再び美味しく頂けました。

今回も前回の煮付けに続いて、煮魚風で食べたのが一番おいしかったナー