春はすぐそこ

　さて。
　あの予告編さえ書いていなかったら、もしかしたらこないだの朝霞ガーデン釣り記録は
　なかったこととして闇に葬れるんじゃなかったのかと気づいた今日この頃な小春日和ですが、
　皆様いかがおすごしでしょうか。こんばんわ。最近すっかり仕事が忙しく、毎日が終電トライアルなほっしーさんです。
　
　というわけで、たったの1時間半だけの安眠をむさぼっていたところ、例によってヤツに叩き起こされまして
　環八をフラフラになりそうになりつつ安全走行（今度違反したら免停60日でございます）でぶっ飛ばして
　到着しました朝霞ガーデン。
　
　渓流解禁になってしまったためか、本日は人もまばらで好きな場所で釣りができるという
　パラダイスだぜイェイな管理釣り場にて、早速3時間券を購入してルアー池に。

　朝一番なので、ちょっと冷えこんでましたが、良い天気だし、陽が当たる頃には暑くなるだろうとの予測のもと、
　フカフカ防寒具を車に置いて、ちょっと震えつつスタートいたしました。
　
　三寒四温で春に近づくと申しますが、この日はちょうど暖かいはずの日であるのにも関わらず
　なぜか寒風が吹きすさんでおります。いや、まじで寒いって。つーか北風じゃね？

　前回は柿田川でのマス天国だったので、今回ミノーをメインに朝霞のヤマメに挑むふな君。
　そしてそれに感化されることなく、ヤマメを食べたいくせにスプーン装着ほっしーさん。
　
　まずは、ほっしーさんの大好きなマーシャルの深緑でアタリがコツコツ来ています。
　おお。これはすぐにも釣れそうです。そこで頭をよぎるt-fukuさんのスープン講座。

　フクさんの教え：アタリがあって、なかなか食いに繋がらないときはタナを変えて引いてみる。
　
　寒くてタナどころじゃないです、先生！！

　と、いうわけで。スプーンを明るい黄緑に変えて、本日最初のニジマスを釣り上げました。うへへ。
　
　しかし、寒いです。スプーンをゆっくり引きたいところですが、腕が震えてしまうのでそれに合わせて
　スプーンもガクブル揺れているんですが、こんなことでこの先釣れるんでしょうか。
　
　ふな君は、寒いところガタガタしながらトゥイッチをしているものの、

　「ああっ。ヤマメの食いが浅いっ！ああっ。また食い逃げされたっ！」

　と、なかなか釣り上げることができないようです。そして、今度はまったり泳ぐイトウに目をつけたのか

　「釣れそうだから、イトウ狙っていい？ねねね、イトウいい？」
　
　yagaさんLecheさんがイトウを釣っているのを常々うらやましがっていたので、まぁヤマメなくてもいっかと許可。
　そして、なんかヤバそうなでかいイトウに狙いを定めて何度か挑戦しているうちに、ふな君イトウげっつ。おめでとー。
　
　釣りを始めてから、かれこれ半年が過ぎようとしているのですが、狙って特定の魚を釣り上げたのは
　初めてだったので、ふな君超ウキウキで更に今度はあそこのイトウだ、次はこのイトウだと楽しそうです。
　ほっしーさんは全く成長することなく、気づいたら釣れちゃってましたアハハですが、いつか狙い釣りできるようになるんでしょうかね。
　
　すっかり満足したふな君、「今日はもう帰ってもいいかな～るるーん♪」なんて言っとります。
　
　しかし寒いので、温かい飲み物を買いに自販機へ。油断してるとハナがたれそうな寒さです。

　ピロピロピロピロローンピッピッピッピッ　ピコーン！！！

　あっ。ほっしーさん、当たりが出たのでジュースもう一本！　ウキッ。

　ほっしーさんジュース当たったしなんだか「もう帰ってもいいぜるるーん」
　ではありましたが、せっかく陽が登り始めているところですし、ヤマメもまだないしなということでもうちょっと続行。

　温かい紅茶を両手に持って（当たったから2本るるーん）しばし休憩。周りはあまり釣れていないようです。
　と、放流の時間がやってきました。人はそれほど多くなかったのですが、一回の放流で
　二袋全部ぶち込んでいくという大盤振る舞いな放流でした。

　ウチのヤマメは入ったカナー。

　しかし相変わらず放流効果にやっぱりあんまり関係ないほっしーさん、周りがポツポツ釣り始め、
　ふな君もヤマメ狙いに変更して2匹のヤマメをゲットしている中、陽が昇っても寒いので車に手袋を取りに行っては釣り、
　紅茶を飲んで温まり、それでも寒いので車にフカフカ防寒具を装着しに行っては戻りと、
　徐々に装備をアップさせながらウロウロしておりました。

　すっかり放流効果がひと段落ついたところで、前回の柿田川でますねぴょんとふな君がしゃべっていたことを思い出すほっしーさん。

　ますねぴょんとふな君の会話より抜粋：放流のあとは赤金がいいよねー。

　気づいたらすっかり放流効果終わってしまってます、先生！！

　しかしせっかくなので、ますねぴょんから頂いたRAVEの赤金に変えて投げてみると、なんと！
　放流とは関係なさげなニジマスが釣れましたよっ。ウキッ

　そして装備を強化したものの、しつこく寒いのでトゥイッチで動けば温まるかと、ルアーを白いニョロニョロに変えてトゥイッチトゥイッチ。
　そして気持ちいいほど魚にシカトをこかれる。
　寒いからルアー替えるのしんどいナーとしつこくトゥイッチしていると、すごいイキオイの魚がかかってるっ！！
　かなりの暴れっぷりを何とか寄せてみると、なんと！これまたすごいイキオイのスレ掛かり！！

　今日は風が冷たいなぁ･･･しょぼん

　そんなほっしーさんの切なさをよそに、ふな君とうとう33cmの大きめヤマメを釣り上げました。
　しかし今日のヤマメはどれもこれも元気で、ビクに入れるのにも大暴れ。33cmの大物だと、それはもうすごい往生際の悪さ。
　せっかくのご馳走を逃がしてはならぬと、やむなくふな君力を込めた途端、

　モキュンッ！と不審な音が！！

　しゃがみこんで力を入れたためか、ふなキチめ、こんなところでオナラをぶっこいたのか（゜Д゜）

　と思って問い詰めると、オナラに厳しいほっしーさんの剣幕に押されつつも「ノォー、ノォー！」　なぜ外人風！？
　そして手には、軽くぐったりした33cmヤマメ。

　どうやら、今回もふな君はヤマメと拳で語りあったようで、耐えられずにヤマメがモキューンと鳴いたようです。

　いや、魚は鳴かないのでお腹のなかの何かがモキュンと音を出したようです･･･ごめんよヤマメ。

　
　そんなこんなで時間になったので、今日はヤマメ3匹（内、一匹モキュン）を持ち帰ることに。
　帰りに我が家近くのキャスティングでふな君のミノーを買って帰り、家でモキュヤマメを塩焼きで食べました。