奈良子なのにお客さんいっぱい。
キムタク効果かな
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3/27/04 (Sat)
桜の花もすっかり満開となって参りました今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。
こちらは春眠暁を覚えたくないほっしーです。こんにちわ。
今回は、3月いっぱいまでのBBQ1000円フェアに最後の駆けこみ乗車をしようと、前日から早寝計画をするものの、
早めに退社したのをイイコトにサンスィ〜などに寄ってみたりして、結局寝る時間はいつもと一緒というていたらくな我が家です。
案の定、1時間遅れて7時半の到着を果たしてようやく奈良子フィッシングセンターにて釣り券を購入。
受付のお兄さんに、「やー、今朝も寒かったっすよー」と聞き、なぁんだ遅刻してラッキィ♪などと
思ってしまったほっしーさんはワルですかね。
そして、すっかり朝の釣れる時間を逃してしまったミスをカバーすべく、素早く竿を準備してヤマメだーヤマメだーと
相変らず鼻息の荒い我が家。昼には1人一匹は炭焼きして食べたいところです。
今まで来たことのある奈良子はといえば、去年の11月12月の竿先が凍結するような寒さの時期だったせいでしょうか、
まるで寒稽古のような気分でしたが、今日はすっかり日も昇って暖かく、他のお客さんもたくさんいるという
奈良子らしからぬ (ほっしーさんイメージ) 様相を呈しておりました。
見た感じ、いつもの釣りオジジというよりも、若者風な人が多かったので、たぶんキムタク効果なのでしょう。
心なしか、フライをしている人が多かったように見うけられたのも、キムタク効果の一端なのでしょうか。
池のほうは、そんな若いパワーに溢れていたので、地味めな我が家はそそくさと渓流へ。
いきなりふな君、ムダにパニッシュを渓流に寄付しつつ、朝の釣れる時間はもう過ぎたんだなーと
なかなか食い付きの悪いところです。ほっしーさんはトゥイッチが得意ではないので地味めにスピナーを引く。
結構な時間が経ってしまったのでしょうか、ちょっと疲れてきた頃に、ほっしーさんがふな君より先に
ヤマメを釣り上げます。ようやく自分の分を確保出来たので、例によって釣りを中断。ふな君の背後に回って
おらのヤマメは釣れたぞー。キミは今日ヤマメなしなのカナー。などとプレッシャーをかけまくります。
釣りに来て何が楽しいって、ふな君をあげつらうのが一番楽しいんっすよなんて言っているほっしーさんはワルですかね。
ほっしーさんすっかり余裕で休憩しつつ、ふな君もようやくサマになってきたトゥイッチにてヤマメを追加していく。
受付のお兄さんも言っていましたが、最近はイワナの活性が異常に良いらしく、我が家のヤマメになるはずのヤツが食い付こうとしても
鼻息の荒いイワナが横取り食いをして、イワナばかりが釣れてしまったりもしましたが、何でも釣れれば楽しい
ほっしーさんは、ヤマメ確保をふな君に押し付けて、イワナでもマスでもなんでもいいやと楽しく釣り上げておりました。
しかしこの日は本当に暖かくて、ヤマメもイワナも結構な数が釣れ、そろそろハラも減って参りました。
もう少ししたら炭を起こしてもらって昼メシだぜワーイワーイなんてふな君に言ったところ、「まだ9時半だよ」
昼どころか、全然おはようございますの時間です。 そして空きっ腹を抱えるほっしーさん
というわけでメシにありつくにはまだしばらくあるので、午前中の放流に向けて、ほっしーさんもトゥイッチの訓練を積もうと
比較的わかりやすい池にてミノーを投げてみます。 放流前に腕が疲れたら意味ないじゃんとか言うふな君のツッコミは軽く流しております。
今日に限ってとても元気なイワナどもが追い掛けてはきてくれるのですが、これがまた食い付いてくるまでには至らず、
どうも直前で見限られてしまいます。 哀しく背中を見送るほっしーさん。
ここで放流があったので、ふな君と上のヤマメ・イワナ池に移動し、2人で親のカタキのようにトゥイッチをしていると!
初めて放流効果に恵まれたのでしょうか、ほっしーさんとうとう念願のヤマメをトゥイッチで釣りあげホクホク。
ふな君も、かなりの数を貯め、今日の昼BBQの魚には困らないぞというところで背後に人影が。
なんと、道志川に行っているはずのyagaさんが、昼前に登場してるではないですか!
どうやら、道志のほうが少々渋かったのと、同行の方のウェーダーが浸水してしまったので、こちらへ癒されにいらしたようです。
さすがはKing of 釣りキチ。むしろここまで来るとKing of ハシゴの2冠に輝いています。
早速癒されようとyagaさん得意のトゥイッチをかましておりましたが、ふな君がポコポコ釣っているにも関わらず、
なかなか釣り上げるまでに至らないyagaさん。これは非常事態です。
あのキングが釣れないとは、渓流にラリっていて池での釣り方を忘れてしまったのでしょうか。
と、yagaさんのミノーが前後の針同士でひっかかっております。
それではさすがに釣れないでしょう、キング。
そうこうしているうちに、お待ちかねのBBQタイムに。BSEのせいでしょうか、肉の種類が変わり、量が増えた気がします。
午前中にキープした分のヤマメを全部と、イワナを一匹炭焼きにしようと6匹を並べて、お約束の
お前らどんだけ食うねんて状態に。しかし、BBQセットだけでも、1人分がかなりの量で、すっかり満腹に。
風も今日は強くなく、暖かい日でかなり幸せ度の高いお昼となりました。
さーて昼寝でもすっかなーと思いながら焼き魚の見張りをしてまったりと過ごし、釣れない時間帯の池を眺める。
ふな君、この釣れない時間帯でTOMを試さなくては!と、周りも釣れていない昼の1時半、TOMをちょろちょろ投げ込んでいると、
魚がくるわくるわ。やっぱTOMすごいんだねぇと感心しつつも、ヤマメが欲しいほっしーさんの視線に気づいてか、再びミノーに変えて再開。
さて、本格的にヤマメが釣れない時間になってきたので、今日は目先を変えて奈良子のお兄さんのフライ教室をお願いしてみました。
奈良子のお兄さんは、フライ釣りが大好きだそうで、お願いすると忙しくない時間ならフライの手ほどきをしてくれるそうです。
決して休憩室に貼ってあるキムタクの写真に影響されまくったわけではないですよ。
まずはキャスティングの練習を受付前にてご教授頂き、池で実際に毛鉤をつけてフライデビュー。
初めてにしては上手だと誉められてニヤニヤ。しかし、ルアーでの苦労が何だかかわいそうになるくらい
フライには魚が食いついてきます。やっぱりフライのほうがよく釣れるってのは本当なのですね。
しかし、ルアーと違って、リールを巻いて魚を呼び寄せるというよりも、投げてしまえばあとは魚が食いつくまで放置ってところは
非常にラクなのでほっしーさん向きですが、魚が食いついた瞬間を見逃さずに合わせなくていけないので
水の中に沈んでいる小さい毛鉤をじっと見ている集中力が大変です。2匹ほど食いついてきたところを合わせるものの、
すぐに魚に吐き出されてしまい、釣り上げるまでには至りません。これができれば、きっとトゥイッチでも釣れるんでしょうね。
そして、今からの時間が活性高くなるんですよねーというお兄さんの言葉に
ほっしーさんはすっかりスプーンを投げたくなってしまったので、ふな君にフライ竿を押しつけてさっさとルアーに変更。
ふな君は渓流行ったり池を変えてみたりとフライをなかなか頑張っているものの、あまり活性が高くなっていないのか、
つけてもらった毛鉤が良くなかったのか、フライで全く釣れないうちにもう閉店時間5分前。
ふな君、とうとう最後にスプーンを投げたいというので、ほっしーさんも最後にフライをしてみることに。
すると、最後に結果を聞きに来てくださったのか、お兄さんがどうですかねーと声をかけてくれたので
2人元気よく声を合わせて「全然釣れません」 ほっしーさんはちょっとしかやってないですが。そこは内緒です
するとお兄さん、もう閉店時間にも関わらず、「ぬ。つけるフライの選択を間違えたのかも」
と違うフライに交換してくれました。すると、ああっと言う間に魚がかかり、ああっと言う間にフライを食いちぎられて終了。
こっからフライ実費かなぁとビクビクしつつ、さらに閉店時間もとっくに過ぎているので、
なんだか申し訳なくなって参りました。これは逃げたほうが得策と、「また今度挑戦しますので、今日はありが…」
と言いかけたところでお兄さん、さっきのフライは自分の結びが悪かったからいいですよ、
ほーら、結び目からするっと抜けているでしょう、今日はフライで釣れるまで、帰しませんから。
そして再び違うフライをつけてくださり、とうとう、ほっしーさんニジマスをフライにて釣り上げられました。
もちろんふな君より先に釣り上げたのは言うまでもないでしょう。
そして、今度はふな君も釣り上げなくては帰れないので、交替。
お兄さんとほっしーさんが、今だ!あっ、フライ食われてる!また来たぞ!などと背後でだいぶウザイ応援をかましている中、
ふな君、ヤマメを釣りやがったので、持ち帰ろうと眺めると、ヤマメの体に赤いテンテンがっ!
ほっしーさんは知らなかったのですが、あの赤いテンテンがあるのをアマゴというそうで、とても美味しいそうです。
フライで2人とも釣れたし、何より初めてのアマゴが食べられるしと、大満足。
実際、今日1日を通してみると、人が多かったせいかあんまり数はたくさん釣れなかったのですが、
キングyagaさんが登場したり、肉の量が増えていたり、初のトゥイッチでヤマメを釣ったり、初のフライで初のアマゴと、
なんだかとても楽しかった1日でした。
今からまた活性高くて釣れる時間なんですよねーと言ってるお兄さんにお礼を言い、
今からって、もう閉店時間じゃないっすかと思いながら今日は帰宅いたしました。
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