かなり久しぶりの釣り記録です。 本当は先週にも
東扇島、先々週に
真鶴の福浦海岸、岩海岸と行って釣りをしたというか
竿を出しただけで終了した感がありましたので、ごくスピーディに割愛させていただいておりますこのHPですが
皆様いかがお過ごしでしょうか。
こんばんわ。すっかり今月から釣り記録をサボり倒して、ぶつぶつ言ってばかりではございますが、
一応、釣り結果報告を
メインとしているHPということが忘れ去られそうな今日この頃になっております管理人のほっしーさんです。
相変わらず前フリ長いです。今日も今日とて絶好調。
そんなこんなで、金曜の昼過ぎにふな君から「土曜日、川崎大師に行こうよ」と、デートのお誘いメールが携帯に入りました。
川崎大師入り口のアメ売りおばちゃんの
客引きの食いつきっぷりにたじろぎつつお参りを済ませ、
天気の良い土曜に散歩をしながら出店を見て周り、お好み焼きを青空の下で美味しく頂き、おみくじを二人で引き、
ほっしーさん
末吉、ふな君
凶という、なかなかの
好スタートを切って、
東扇島と向かいます。
川崎大師でお参りをしたためか、ゲンを担ぎたくなったふな君、車の音楽もこだわります。
こないだエアロスミスでボウズだったから、今日は違うのにしよう
しかし、最近CDを全部売り払おうと、車に積んでた分まで段ボールに入れたので、今日は
エアロしかありません
という、またまた
好スタート Part II を切って東扇島へ到着。
あまりにも釣れないので、釣り記録すら書いておりませんが、実は通算4回目の東扇島で、フラれ続けているシーバスとやらを
狙って準備開始です。シーバス用の9ftの竿にはルアーをつけて投げる用、
その他のトラウト用の竿にはオモリとおっかねえイソメをつけます。
今回の特別仕様としまして、東扇島から一番近いと思われる釣具屋へわざわざ出向き、釣れると評判の高い
極太イソメを購入しての挑戦です。普段から凶悪なイソメですが、極太ともなりますと更に
凶悪な様相を呈しております。
加えて、これまでは針の下に涙型のオモリをつけておりましたが、
「それだと魚に感づかれて今まで釣れなかったのだ」
という本当だか思い込みだかわからないふな君の主張により、今回は針よりも上につける噛み潰しというオモリを使用します。
ふな君、いきなりオモリを
本当に噛み砕いてしまう事件を勃発させながらも何とか準備完了。
あとは、鈴が鳴ったら魚がかかるはずなので、それまでじっと待つ。
エサ釣りは、待ちが多いので基本的にごろごろしていられるのでラクです。いいです、これは。
しかし、寝ていても起きていても鈴が鳴らないので、30分ほどですっかり
やることが無くなったほっしーさんは
ふな君にドロップキックをしてみたりふな君に頭突きをしてみたり、仕掛けを作ったりタナを変えているふな君に
「もう飽きたのか」 と突っ込まれつつゴロゴロして鈴の音を待つ。
たま〜に鈴の音が鳴ってなくても、魚がうっかり食ってじっとしてるかも。と、糸を巻き上げてみたりして暇つぶしをしてみるものの
その都度、
極太イソメ超元気を確認してまたすぐ降ろす、を繰り返します。
ふな君がトイレに行き、暇つぶしがなくなったので昼寝をしていると、お隣の釣りチームから歓声が聞こえてきました。
見てみると、サビキに
青物っぽい魚が4匹もついているではないですか!
お隣さん大フィーバー。我が家ボウズな予感がよぎったので (なんたって末吉と凶ですから) ふな君が戻ってきてから
二人で何が釣れたかを教えてもらいにお隣さんへ突撃インタビューかましに行きました。
すると、オキアミを針につけてのサビキで、釣れたのは12cmくらいのよく太った子イワシでした。
しかし、今日のふな君の狙いはシーバスです。竿もルアー用以外は全部極太イソメで埋まってしまっております。
しかし、ほっしーさんの
いいかげん魚食わせろやビームを知ってか知らずか、
ふな君、極太イソメ竿を一本サビキに変更して、オキアミは持ってきてないのでカラ針でサビキチャレンジ開始。
魚の形をしたギラギラする金属板をつけて、(集魚板というらしいです) ピラピラ〜と動かしていると、信じられないことに
子イワシの群れが
ワラワラとエサもついてない針に食いついてくるではないですか!
これは
美味しそうだ 面白いと、二人でサビキを引いてはイワシをバケツに入れ、引いてはイワシと、すっかりシーバスの竿を放置して
晩飯のおかず獲得に超夢中に。
ふな君曰く、これが夕マヅメの食いつきっぷりだそうで、なんと嬉しいことに日が暮れるまで続くのだそうです。
以前、茅ヶ崎の更に向こうの大磯にて大漁であったときは、体長5cm前後だったのですが、
今回はその2倍以上の12cmから大きいもので14cmくらいになったので、イワシが一匹かかってそいつが暴れると
海の中でサビキの針がもまれて絡んでしまう障害をサポートするためにオモリを重くする措置を取りました。
それでもこのくらいのサイズのイワシは元気で、竿のブルブル感がすごくて、またよく走ります。楽しいかもっ。
投げれば釣れる状態で、ふな君にイワシ回収をしてもらいながらかなりの時間釣れておりました。
ただ、オモリを重くしてもイワシの走りっぷりで糸が絡むのは完全に防げないのと、イワシの口が柔らかくて
引き上げてる途中で外れてしまうヤツがいるので、一回に引き上げて釣れる魚は一匹から多くて3匹くらいでありました。
その時間は、大体5時から6時くらいまででしたが、その間ずっと海面にイワシの
群れが光ってギラギラ
しているほどの魚量でした。イメージとしては、幕の内弁当のご飯の上のゴマくらいの割合でしょうか。
例えがわかりづらいですか、そうですかそうですか。
まだすっかり日が落ちてないものの、イワシの群れが見えなくなったので
深いトコで群れているのかも
と、タナを落としてまたピラピラ〜としてみると、再び竿が
ブルブル来るではないですかっ!
そうして、辺りが完全に暗くなるまでイワシが釣れて、
全部で42匹の大漁でした。
前回、ふな君ねぎ君ほっしーさんと3人で150釣れたことを考えると、今回の1時間半、竿一本で42匹釣ってしまったのは
かなり釣れたほうではないでしょうか。ホックホク。
二人分の夕飯には十分なほど新鮮なイワシが釣れたので
そろそろ帰るっぺな気分になってしまった我が家ですが
シーバスを釣ってみたいヤツが
名残惜しそうにしているので、
イワシのワタ抜きをしながら、鈴の音を待つことに。
ワタ抜きが終わって休憩していると、今度は反対隣のオジさんのところで竿がしなっているではないですか!
じーっと見ていると、タモを取って何かを引き上げています。
「あれがシーバスだっ」とふな君が興奮して見ているので、せっかくだからとまたまたお隣さん突撃インタビューに
直行し、オジさんに魚を見せてもらうと、40cmくらいのフッコと呼ばれるスズキになる前のシーバスだそうです。
初めて実物の活きシーバスを見たのですが、かなり尖ったエラが、オレに触るとケガするぜな感じで
超クールでありました。ふな君によると、あのくらいのサイズが食べごろとのことで
イワシの揚げ物とフッコの刺し身を夢見て、再び鈴の音を待つこと30分程。
我が家の竿から鈴の音がリンゴリンゴ鳴っているではないですかっ
ふな君ダッシュで竿のところへ行き、ちょっと合わせて引き上げてみると、遠目ですが
40cmくらいのシーバスっぽいのが
バシャバシャしています。タモ、タモ、というふな君にタモを渡すものの、短いままだったので
「タモ長くしてー!」 「どうやって伸ばすのー?」と初めてのことに二人とも大騒ぎ。
しょうがないので、ほっしーさんが竿を一旦担当し、ふな君がタモを伸ばしてからまたふな君に竿を渡したものの、
ふな君も海で高さのあるところから取り込むのは難しかったようで、しばらく格闘するものの
大変残念ながら
食べごろサイズのシーバスは、極太イソメを食い逃げしてどこかへ行ってしまいました。
しかし、すごい引きと竿のしなりでした。ああ驚いた。あれで80cmなんてかかったら恐ろしいです。
これで、今日はシーバス釣れるかもと、ふな君まだ頑張ろうとしますが、時折、強風による鈴の音は鳴るものの
魚はかからず、追い討ちをかけるように船が進入してきて
危ないので竿しまってくださーいが響き渡り、
本日はイワシ大漁と、フッコを図らずともリリースという結果にて終了いたしました。
今まで来た東扇島で、
一番充実した日でありました。川崎大師参りが効いたんでしょうか。
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塩味で丸揚げ | 丸揚げを甘酢で煮付け | 塩焼き |
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メザシ | 生の状態。 |